2021年12月13日

タナカ社のカシオペア事件

最近、友人と『蓄圧式カートリッジ』について話していて、タナカ社のカシオペア事件のことを思い出したので書いてみたいと思います。(^_^)b

最近トイガンを始めた方はご存じない方もいらっしゃると思いますが、『カシオペア』とは、2008年にタナカ社が発売したガスガンの仕組みの名称です。(現在の主流はペガサス)製品は、S&W M500とコルトSAA.45の2機種が発売されました。
タナカ社のカシオペア事件


タナカ社のカシオペア事件


特徴としては、リボルバーのカートリッジに、BB弾とガスを装填・注入する方式=蓄圧式カートリッジと言われる仕様です。パワーソースがカートリッジ内にあるため、安定して撃てて、かつリアルなガスガンとなります。
逮捕された理由は、銃刀法違反。(^_^;)
実銃と似て非なる構造(ハンマーの打撃を直接カートリッジ後部に伝達させない構造)でバルブを開放する構造を採用していても、銃刀法違反になるとの解釈です。

モスカート等も蓄圧式カートリッジじゃないの?と思われる方もいると思いますので、蛇足ながら補足しますとハンマーからのチカラが放出バルブを叩くのではなく、放出バルブをトリガーからのチカラで押す方式(分かりづらくてスミマセン)なので構造が違います。
※ショットシェル型の蓄圧式カートリッジを使用するトレンチガンやM870は事件を受けて自主回収となりました。

結論として、国内では『蓄圧式カートリッジ』を販売しているメーカーはありません。
保有すると違法となる可能性が高いので、要注意です。
※カートリッジ内にパワーソースを持つものは『実包』とみなされる可能性もあります。




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Posted by Team S.T.A.R.S.隊長 at 07:03│Comments(0)その他
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