2019年08月21日

とある夜戦の超恐怖体験

今から20年以上前の若かりし頃の話です。
当時、群馬県のとあるサバゲチームに入っていて人里離れた公園で夜戦(ナイトゲーム)をするために集まりました。


ちょうど10人集まったので5対5の殲滅戦をする事になり、数ゲーム終わって午前1時を過ぎたぐらいのゲーム中…ハドソン製のチェックメイト(人感センサー)を付けた敵に追いかけられて、周りの仲間が1人またひとりとヤラレてしまい、公衆トイレの裏から、うっそうとした草むらに逃げ込んで息を潜めていました。


相手の気配も無くなり、敵を探しながら前進中、『ガサガサ』と後ろから音がします。
振り向いて索敵するも人がいる気配がありません。
気を取り直して前進するとまた『ガサガサ…ガサガサ』とついてくるような音がします。
『怖いな…』と思い、早足で公園の公衆トイレに向かいます。
索敵しながらなので、止まりながら前進しているのですが、どうも後ろから歩調を合わせてついてくるような音がするのです。

『ガサガサ…ガサガサ』
『怖いな…怖いな』

『ガサガサ…ガサガサ』
『怖いな…嫌だな』

やっと公衆トイレにたどり着き、壁に貼りついて、今来た草むらに目を凝らしても…やっぱり誰もいません。大きくため息をついて…思わず一言


『気のせいか…』



地の底から絞り出すような声が耳元でしました。
『気の…せい…かい?』





※写真はイメージです。

  

Posted by Team S.T.A.R.S.隊長 at 12:40Comments(0)サバイバルゲーム